片斜面の攻略 | STAFF BLOG

片斜面の攻略

皆さん、前回の急斜面に続いて今日も月山で撮影した片斜面の写真を紹介します。

 

月山の沢コース右側は左肩下がりの「片斜面」があります。

フォールラインに向かって滑ると急斜面になり前回しょうかいしました。

トラバース方向に回転すると片斜面の滑りになります。

月山キャンプではこの片斜面を2方向に向かって滑るレッスンをします。

どちらも一人で滑るにはちょっとした勇気が必要です。

レッスンとなると皆さん気合いを入れて滑ってくれます。(笑い)

 

トラバース方向に滑るには右ターンで切り上げ、左ターンを短くし長い右ターンに備えるか、落差が取れるときは左ターンも180度ほど回し込んでから右ターンに切り換えていきます。

 

攻略法の一つとして右ターンの切り上げでスピードコントロールしてから切り換えすことです。

切り上げの際、横ズレがあるとスキーが谷に落とされてスピードコントロールが出来ず回転になりません。

横ズレを防いでスキーのたわみで切り上げ、しっかりとした足場を得てから瞬間的に切り換えます。

切り上げと瞬間的に切り換えが片斜面の攻略法です。

 

この滑りをするとフォールラインに向かって滑るよりバランスに大きな違いが出来ます。

このバランスを予測してバランスが取れると片斜面を攻略出来、これまでのバランス違うバランスを感じ自分のバランス能力に自信が生まれます。

この瞬間を私は「アンバランスのバランス」と呼んでいます。

 

 

しっかりとした右ターンの切り上げから切り換えた瞬間にこのバランスとなります。

通常では考えられない角度で本人の感覚では地球の重力と違うバランス感覚となります。

アンバランスのバランスでもあり、馴れてくると怖いけど出来たときの達成感はたまりません。

スキーの醍醐味であり魅力ですね。

 

 

馴れていなかった2年前はこのバランスが出来ませんでした。

しかし、右ターンの切り上げがしっかりとしてから思い切って切り換えてこの素晴らしいバランスとなりました。

Tバーリフト横でベース作りしてその結果、アンバランスのバランスも習得できます。

普段では考えられないバランスを一度体験するとやみつきになります。

 

 

切り換え後、トラバース方向に滑るには素早く左ターンを仕上げなければなりません。

そのためにはショートターンの要領で両スキーをダイナミックにSの字を描くように動かして右ターンに移ります。

ここで躊躇すると身体ごと谷に落下します。

馴れない人はここで躊躇して足場を失い谷に落とされます。

 

 

左ターンを素早く仕上げるには両スキーを同時に動かして短時間にスキーだけを回転させます。

両スキーバランスとなるためにも一番上の写真のようにアンバランスのバランスが必要です。

片スキーバランスではこの瞬間スキー操作が止まり身体が金縛り状態になって滑落してしまいます。

 

 

両スキーバランスでターンを仕上げるバランスです。

両スキーで素早くSの字を描くと傾いていた身体の真下に戻り上体を見ると元に戻っています。

攻略の一つである素早い切り換えでSの字にスキーだけを動かすとこのバランスとなるのです。

一番上の写真と比べるとバランスが短時間で元に戻っているのが分かります。

 

 

 

後ろからの写真でイメージしてください。

この瞬間に躊躇しないことです。

右ターンのシュプールを見るとしっかりと切り上げているので、これから右ターンまでダイナミックにスキーをSの字を描くように素早く動かします。

片斜面の攻略法、切り上げと素早い切り換えです。

 

 

 

皆さん、月山の斜面と攻略している写真の滑りを見てイメージが湧いていませんか。

 

アンバランスのバランスは以前から私が使っている言葉です。

スキーの楽しみの一つに日常では得られないバランスをスキーでは感じられます。

多くのスキーヤーがスキーに魅了される要因の一つでしょう。

 

さあー、皆さん「アンバランスのバランス」を夢見てください。

↑ このページのTOPへ

コメント